pp24 day8

プロジェクトパック24の8回目の配信は、最後の虫のストリングのページです。

ここに、マリアさんがてんとう虫を描かれました。


ちょっとてんとう虫にしては長細くないかな、、、と思ったのですが(私がよく知ってるナナホシテントウは丸っこい体つきです)

マリアさんによるとてんとう虫には5000種を超える仲間がいるそうで、、、なので、スリムなてんとう虫もいるかもしれませんね。

いろんな種類のてんとう虫がいるので、マリアさんのお手本と同じでなくても大丈夫。ですって。みんな好きなように描いて大丈夫です。

マリアさんは丸をいくつかと、その間を通るグニャグニャした線を鉛筆で描かれました。

この線が、背景の描き始めになります。

線にクレセントムーンを、、、てんとう虫の中にてんとう虫を並べる。リックさんの好きな「フラクタル」です。フラクタルは同じ構造が繰り返して現れる構造です。自然の中にはよく見られる構造で、ゼンタングルの中でもよく使われます。

「てんとう虫」にオーラを描いて、、、テクスチャーと呼ばれる、風合いを感じさせる描き方ですね。

「虫や葉っぱなどm自然物を拡大鏡でのぞいてみたら、すごく綺麗なテクスチャーを見ることができます。」ゼンタングルでは自然の中に見られる構造や模様を取り込んで表現することもよくあります。小さな世界を覗くのはとても楽しいですね。


丸の中にはブロンクスチアを描かれました。ブロンクスチアを描く際、真ん中に大きな綺麗な丸を描いて、端に行くにつれて小さく描くと良い とおっしゃいました。

頭に近い小さなスペースには「ハリー」というタングルを描かれました。

曲線が多かったので、直線のタングルを入れて、、

足にはドゥーダーというタングルを。このタングルはとても単純な書き方ですが、集中します。


青のチャコペンシルで、体のキワに沿って色を入れて、、ブロンクスチアにもシェーディングのように使って、深みを出します。

鉛筆でのシェーディングも加えると、どんどん深みが増してかっこよくなります。動画をご覧ください。

書き起こしも大事なパートです。黒のペンで形を整えるように書き起こして、、、


「頭のところ、描き始めはちょっとなんだか、、、って思ったけれど、最初に思ったのよりずっと良くなりましたよ。

描いてる途中で、なんだかうまくいってない、、って思っても投げ出さないで描き続けてください。

全体の中で、そこがどんなに効果的な場所になるかを、あなたはまだ知らないんです。」

とマリアさん。

リックさんも

「もしかしたら、思ったようにかもしれない、って時もあるかもしれない。

そんなことが起きたらそれは素晴らしいこと。

自分が物を作り出そうと深く考えるきっかけになりますから。

ノーミステイクス。さあ、どうやったら良いかな?と考えるんです。」

と、励ましてくださいました。

私は丸を囲むように、線をかいて、その外側にクレセントムーンを。赤が足りないと感じたので、後でオーラの中にナイツブリッジをあちこち入れました。

足は ドゥーダーを描くとなんとなく気持ち悪かったので(w)他の足をティップル、ストライピングで飾りました。

せっかく大きなページだったので、トゥードゥルズやフラックスを大きく、グレーのペンで入れました。

後の動画で紹介された Lady Auraの名前を入れて、ステップアウトも入れました。






オーラは、すでにある形を、少し隙間を置いて真似て描く線です。

初めて描く人には、オーラの技法ですでにあるものを追いかけて描くことが、美しい物を生み出す手助けになります。

ペンを持って紙に何かを描くには、とても良い導きになります。

*The book of Zentangleという美しい本の中にも、(この本はZentangle primer vol1 よりも前に出版された、ゼンタングルの始まりと書き方について読み物風に書いてある本です。)すでにてんとう虫が登場していました。

リックさんとマリアさんは初めて描かれる方のクラスでは、必ずまずクレセントムーンを紹介するのだそうです。

20年前、初めて公の場所でクラスをされた時も「では、ここにカーブを、ちょうどてんとう虫が並んでるように描きます。」とリードされたそうです。

てんとう虫が大きさを表すにもピッタリというわけです。

てんとう虫はとても静かに、ゼンタングルの本部にいたのですが、ついに名前をもらいました。Lady Auraです。

Lady Auraについて、モリーさんが書かれた文章が紹介されました。慎ましやかで、賢いてんとう虫はカタツムリのビジューともお友達です。


2本目のまとめ動画では、美しい作品と、こんな書き方もありますよ、という楽しい作例がたくさん紹介されてます。

「いつも、こんなふうにしてみたらどうだろう?ってアイデアが湧いたら、やってみてください。毎回、ほんの少し変化をつけて描いてみてください。」とマリアさん。

ウェルの作例も、クレセントムーンの作例もとても綺麗です。

リックさんとマリアさんのpp24の作品には、どのページにもLady Auraが登場しています。赤い小さな体はとっても可愛いですね。







*この本、とても美しいマリアさんの挿画がたっぷり入っています。

私のショップでも販売しています。




美鳥’s Midorish

猫アーティスト ゼンタングル®︎認定講師CZT 楽しく描いてハッピーに!

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