pp18の7日目
ゼンタングルプロジェクトパック18の7回目の配信が2日前にありました。
8月25日午前中に4人目の孫が生まれました! で、その日の夕方息子が「なんだか熱っぽい。」というので、自宅から少し離れた彼の仕事場に行ってもらって、家族と会わないようにして寝てもらいました。翌日発熱外来でコロナ陽性と。
家族は濃厚接触者ということで、用心して26日朝から保育園お休みさせてましたが、そのまま自宅で過ごす日々がスタート。幸い6歳3歳1歳の孫たちは皆元気で、じいちゃん(夫)も出社できないので爺婆で子供たちのお世話をしています。
息子は離れた仕事場で過ごしてますが、幸い熱も下がったようです。濃厚接触の家族は経過観察して29日まで誰も発熱などがなければ、普通に過ごして良いとのこと。
突然のことでわちゃわちゃしてます。
25日はもともと予定していた美鳥タングルサロン会員様限定ライブがあり、pp18day7のムーカをヒントにライブしました。たくさんの方がオンラインでつながって一緒に描いてくださって、楽しかったです。
動画ではマリアさんが描かれました。最初に16世紀のカリグラフィーの美しい本が紹介されました。Joris Hoefnageという絵描きさんの作品集です。美しい昆虫や植物のイラストレーションと、文字が描いてあります。ベラム紙に描いてあるのだそうです。ベラム紙は動物の皮から作られた半透明の紙です。今回のタイルは、このベラム紙を模して作られました。
この絵描きさんは、ベラム紙の特性を活かして、紙の両面から描かれたそうです。日本画にも裏彩色という技法があります。
今日はこの紙を生かして、リボンのようなものを描きます。
マリアさんは美しい用紙にも感謝して、まず鉛筆でストリングを。紙の上下に同じような感じに描かれました。動画を見てくださいね。それから、ナイフで紙に切れ目を入れるように、線を描きます。リボンの幅より、少しだけ長めにカットするのがコツです。これで「通す」ことができます。リボンは紙の切れ目を通してあるかのように見えます。
リボンの中にはムーカで空間を埋め尽くしてテクスチャーのようにします。
最初はのびのびと、ホリバースタイル、後ろを通るように何本か大胆にムーカを配置します。
何本か配置できたら、ムーカより大きな白いスペースが残らないように、ムーカを描き足します。頭を描いて、茎を書き下ろします。この時、すでに描いてある茎の線がそのまま新しいムー化の一部になるように、オーラします。「これはかっこいいテクニックだし、一度慣れたらしばしば使いたくなるテクニックですよ。」とマリアさん。
「最初は曲がりくねったムーカが自由に伸びてるみたいに描いてあるけれど、だんだんこのテクニックで書き足してくるとまとまって、しかも完璧ではないから、自然に見えます。コンピュータが書いたのではない、人の手の良さがあります。」
リボンの中にある模様、みたいなイメージで端は真っ直ぐに描きます。ストリングの中に収めて。埋まってくると「きのこみたい。」ムーカの間にできる小さな隙間は黒で塗ります。ドラマが生まれます。リックさんが「このテクニック(塗りつぶし)は、よくフラックスで使われますが、どんなタングルでもコントラストが生まれて良いです。」と。
上下、ひっくり返して同じように描きますが、全く同じにしようとしなくて大丈夫。手法だけ同じに描きます。
マリアさんが「リボンって行ったけど、なんでもいいのよ。だってほら、なんだかここから生えてきてるみたいにも見えるし、、。」一方リックさんは「どんなタングルでもボーダーに使えます。ムーカは普段ボーダーに使うタングルだと思わないけれど、ここではリボンのように見えます。」すると「私は実はムーカをよくボーダーにも使います。ムーカは私もgo toタングル、お気に入りで、描いてると気分良くて、スラスラ描けて、そういうタングルです。」とマリアさん。「でもこれ、本当に面白いのよ!ね?刀の柄みたい!」と楽しそう。
カットした紙の端っこのように、ペンでなぞって「開いてる」感じにします。
裏返して、紙のベルトみたいな部分ですね。ここには反対側から透けて見えている茎に繋がるように、ムーカを描きます。全部でなくて良いです。数本。ひっくり返して反対むきも数本。
裏側のリボンと繋がるように描きます。数本描けたら、表でやったのと同じテクニック、ムーカの頭を描いてオーラする、という方法で埋め尽くします。
マリアさんが「予想しなかったようなことを教えるのが大好きです。」と。リックさんも「切り抜きのアイデアは透明なタイルで描くアートを考えてできました。素晴らしいポテンシャルです。」と、二人ともこの紙を使う可能性の広がりにワクワクしておられます。
カットラインを「必要ないかもしれないけど、はっきりさせたいから」ペンでなぞります。
カラーチャコール、鉛筆のシェーディングで、ますます立体感が出てきます。
モリーさんと、マリアさんが母娘だけど全然違うという話が出て「みんなが別のやり方を提案するのが楽しいです。そして、別の人から自分の知らない考えを学ぶのは、例えば別のシェフから自分の知らないスパイスの使い方を習うみたいに、楽しいことです。」
動画の提案から、全然違う発想が出てきたらシェアしてください。みんな待っています。
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