pp18の四回目

ゼンタングルプロジェクトパック18の第四回配信がありました。

今日の動画はジュリーさんです。ジュリーさんはもともとマリアさん一家のお隣さんのお嬢さんでした。ゼンタングル社に就職することになり、ずっと一緒に働いておられます。



大きな丸を10のペンで描いてスタートします。太いペンで大きな丸、大胆で楽しいです。

丸はきっちりした丸でなくても大丈夫。歪んでいても良いし、ジュリーさんのもちょっと四角っぽいです。

次の丸を真ん中をちょっと外して描きます。これも完璧な丸でなくても大丈夫。

小さな丸から大きな丸の端に向かってちょっと曲がった線、端っこは引っ掛けるように。これが帯のようになっていきます。動画を見てね。見たらすぐわかる様に描いてくれてます。

10はサラサラとインクが出るので塗りつぶしは楽しいです。

帯は太くても細くても良いです。ぐるっと描いていくと美味しそうなドーナツか浮き輪のようになります。

サンドスィルというタングルを中に描きます。これは公式タングルではなくて、Karry Heun さんが考案されたタングルです。ジュリーさんのお気に入りのようです。

とても描きやすいタングルです。書き方は動画を見てね。どこでも良いので描き始め、何個描いても構わないです。ジュリーさんはちょっとウェイトを足されました。(インクを足して重さを出すような書き方。ラウンディングと似ています)

サンドスィルは鉛筆でシェーディングを入れるのが面白いタングルです。

ジュリーさんは鉛筆のシェーディングの後、色のチャコールペンシルで縁に沿って着色、白のチャコールで中程をハイライト、

ここからが面白いのですが、黒のバンドにも白チャコールでハイライトを入れた後、外側にカラーチャコールで特徴的なカラーシェーディングを入れられました。黒の帯から放射されるような色の付け方です。

これは2019年2月にモリーさんがゼンタングルモザイクアプリに載せられた作品にインスピレーションをもらったのだそうです。気になって調べてみたらなるほど、影響がよくわかる白黒の作品でした。シンプルでシェーディングが巧みなこの作品を気に入って、ジュリーさんは自分の練習としてルネサンスタイルに描いてみたそうです。今回、半透明タイルを見てこのタイルが脳裏に浮かびました。

モリーさんに半透明タイルに描いてみた作品を見せて「あなたの作品からインスピレーションをもらったけど、この半透明タイルに描いたらとても面白いと思うから。」と告げました。それで、じゃあやってみよう、となったわけですが、

面白いことに、2019年の投稿を改めてみてみたら、まるでモリーさんにはジュリーさんがこの作品を半透明タイルに使おうとするのがわかってたみたい。というのは、キャプションには「もし太陽と月が一つだったらどんなふうでしょう?光と影を同時に落としたらどうなるでしょう?」とあったから。

プロジェクトパック18のテーマは「光と影」です。ピッタリですよね。というわけでこれをみなさんと描いてみようと思いました。ということです。

一つの動画が生まれる背景にもいろんな面白いきっかけがあるんですね。

ジュリーさんはサインをゼンタングル社のロゴマークの中に書かれました。



私は白のジェリーロールで少し遊びました。透けるのを生かして、裏からも描いてます。楽しいですね!

美鳥’s Midorish

猫アーティスト ゼンタングル®︎認定講師CZT 楽しく描いてハッピーに!

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