pp26 day1 introduction紹介
ゼンタングル本部が動画配信してくれるプロジェクトパック。 26の配信がスタートしました。
day1では内容とお道具についてのについての説明があります。
プリジェクトパックはどの回から描いても楽しいですが、このイントロダクションを見て、今回のプロジェクトの趣旨を理解してから描くと学びが深くなりますよ。
ジュリーさんとモリーさんがイントロダクションを担当されました。
今回のプロジェクトパックではゼンタングルの基本的な考え方の一つ、エレガンスオブリミッツについて深めていきます。「制限があるから、かえって創造性豊かに描くことができる。」という考え方です。
「人生にはたくさんの制限がありますが、その中に、何か火花のように閃くインスピレーションがあるものです。全く真っ白なキャンバスのように全く自由な状態に置かれると、かえって創造的にはならないかも。」と、モリーさん。確かに有り余るお道具を与えられ「自由にどうぞ」と言われると何をどうしたら良いのか、戸惑ってしまいそうです。
お道具を見ていきましょう。
毎回、「お道具が手に入らない場合は、なんでもお家にあるものを利用して描いてくださいね。」 とおっしゃっています。そして、何回か前からその後に挟まれるようになったのが
「でも、このお道具を購入することは今後のプロジェクトパック動画の制作を助けることになります。あなたが購入できる状態にあるのなら、できるだけ購入してくださいね。」という文言です。
プロジェクトパックの動画は、一旦公開されるといつでも誰でも何回でも視聴できますが、本部の人たちが長い年月をかけて開発、録画、編集編集されたものであることに感謝して描きたいと思います。
お道具には白のゼンダラ(丸いタイル)が入っています。
あらかじめストリングが印刷されたものも入っています。元々ゼンタングルのショップで、プレストラング(ストリングが印刷されたもの)タイルを販売していましたが、今回新しいデザインのものが入っています。(今のところ、この新しいデザインのストリングは、このプロジェクトパックでのみ販売されています)
印刷された線を使って、各講師がどんなデザインでリードしてくれるのか、楽しみですね。
サクラクレパス社のKoiブラッシュペンがお道具セットに入っています。6色の中からランダムに選ばれた3本がセットに入っています。(日本のサクラクレパス社の製品ですが、日本国内では販売されていないと思います)
先が筆のようになっている水性染料系カラーインクのペンです。筆先がしなやかで、使いやすいペンです。
動画では後の方で説明されますが、このペンは水彩画を手軽に楽しめるよう開発されたものです。水彩画のように、水で薄めることでさまざまな表現ができます。さまざまな表現ができます。
ピグマを使う際には、ピグマがよく乾いてからコイを使う。逆もそうで、コイがよく乾いてからピグマを使うように気をつけてください。
色を使うことはとても楽しいのですが、色での表現にこだわりすぎると、繰り返しペンで模様を描く集中が薄れてしまう恐れがあると、プロジェクトパック制作中に気が付かれたそうです。
では、描くことの集中と、色を楽しむことのバランスをどうとっていくか。色が中心ではなく、タングルを描いた結果を美しく強調するための色、それを考えてクラスを作り変えたそうです。
色で遊ぶのはとても楽しいので、不要な用紙があれば色々楽しんでください。他のプロジェクトにこの色ペンを使ってみるのも良いですよ。
また、色なしで今回のプロジェクトを描いてみるのも良いですよ。ということです。
他には黒のピグマ03が入っています。線が太いので、大きな用紙での描画に適しています。
ゼンダラはスクエアタイルより大きいので、01のペンでだけ埋めるとスクエアの二倍時間がかかります。
01は繊細な線なので、大きな画面ではちょっと物足りない感じもしますね。03のペンは大体ファインと同じくらいの太さだと思います。
水彩用の筆、白のジェリーロール10、鉛筆、白チャコ、さっぴつが入っています。
動画の制作者(本部の人たち)は、ストリングだけでなくお道具にも制限を設けて、この道具の中で何ができるかを考えてクラスを作られました。
これを試したらうまく行った、あるいはうまくいかなかった、そういうプロセスを経てこの動画が作られました。制作者チームはその過程を楽しんだし、制限の中から創造することがとても楽しかった、とお話がありました。
うまくいく方法は一つだけではない、って、これはよくモリーさんが口にされる言葉ですが、プロジェクトを描いていくにも、人生の出来事にも、ただ一つの解決策があるわけではなく、いろんな方法がある、ということを知ってほしい。いろんな方法で楽しんでください。
今日の言葉 ジョージ ブロック「芸術の進歩は制限を減らすことではなく、制限をよりよく知ることでもたらされる。」
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