ともいき京都 ゼンタングルワークショップ
ともいき京都さんは、がんの経験を共に語り、生きる知恵を育み支え合う場 を作る活動をされています。
1ヶ月に2回、京都の街中、風伝館という場所で、ワークと語りの時間を設けてくださっています。
講師資格を取ってからずっと、3ヶ月に一度のゼンタングルワークを開催してもらっています。
クリスマス近く、ということで、なんとなくそれっぽいデザインにしてみました。
いつも初めてゼンタングルを描かれる方がいらっしゃるクラスで、1時間ほどのワークですので、簡単に描けるタングルを中心に。
時間内に描き終わってモザイクも楽しめるように、デザインします。
「間違いも失敗もないですよ。講師の見本通りに描かなくても大丈夫。集中した感じを味わってくださいね。」と毎回声をかけながら進めていきます。
ペンはファインで、鉛筆は普通に手に入るHB。さっぴつの代わりに綿棒を使っています。
患者さんも、いろんな方がいらっしゃいます。
寛解状態の方、転移が見つかって、今まさに治療の選択をしないといけない方、
ひと時、ペンに集中する時間を持っていただきたいという思いで、続けているクラスです。
ワークの後で「語り合いの時間」を持ちます。近況報告や、みんなに聞いてみたいことを尋ねたり、、という時間です。
「転移について新しい治療方法を示されて、保険適応がまだない。
どうしたら良いのか、生活の心配もあるし、ずーっと頭の中が心配事でいっぱいで、しんどかったのが、
描いている間は本当に忘れることができてて、楽でした。」
と、生のお声をいただきました。
コロナが終わって、また風伝館でのワークが始まって、こういうお声を聞く機会が増えました。ありがたいことです。
コロナの間にスタートしたラインでの配信もあって、私からは見えていないけれど、遠くの地域の方もゼンタングルを楽しんでくださってるかも。と思います。
家から出られない、病院に入院中の方でも、少しのお道具で気楽に描いていただけたらと思います。
次回、とも行き京都さん主催、風伝館でのゼンタングルワークショップは2月28日です。
淡海かいつぶりセンターさんではもう少しゆっくり、2時間のワークを毎月しています。
ゼンタングルをきっかけに、がん患者さん支援NPOの活動に関心を持っていただけると嬉しいです。「国民の二人に一人はがん」と言われてるので、誰にとっても身近な場所になると良いですね。
それぞれのクラスにご興味持っていただけたら、
ともいき京都さんは上のホームページの「お問い合わせフォーム」から
淡海かいつぶりセンターさんは下のホームページから、ご連絡ください。
下は、淡海かいつぶりセンターさんでの12月のワークで作ったモザイクです。
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