pp25day 01
ゼンタングル本部が、動画を配信してくれるプロジェクトパックシリーズ、
毎年恒例のクリスマス前の12日のパック、pp25の配信がスタートしました。
毎回、配信に合わせて事前にお道具セットが販売されます。
初回配信の今日はイントロ編とデイ1の2本の動画が配信されました。
1本目の動画は、今回のプロジェクトパックの説明、お道具の紹介などの内容です。
今年はゼンタングル本部が初めて大きなクラスを開いてから20周年に当たるということで、年間を通してお祝いをしてきました。
プロジェクトパック23ではイルミネイティッドレターズ、文字を飾る技法で大きな作品に取り組み、24ではオーラに注目しました。
今回のpp25では、後ろに描く「ドローイングビハインド」の技法について掘り下げます。
ゼンタングルでは模様を描きますが、後ろに重ねるように描いて、そこに影を加えることでより複雑で芸術的な表現、重なりや奥行きというものを表すことができます。
たくさんの美しい作例が紹介されました。
ホリバーの色々な表現。参考になります。
1日、一枚、一つのクラスを12日間お届けします。ということです。
お道具の紹介がされました。今回はクラシックなゼンタングルの基本に戻る ということで、白のタイル ビジュー、スクエア、ファイが入っています。
黒のペンが数種類、白のペン、新しく販売されている「レイアウトペンシル」(General's Layout Pencil 555) 水彩色鉛筆の黒、白チャコ、、とシェーディングの楽しさを味わうためのお道具が入っています。
デイ1のリードはジュリーさんです。
今回のプロジェクトパックの簡単な内容紹介の後、
少し机の上を片付けて、深呼吸、感謝の時間と続きます。
ファイタイルの上に水彩色鉛筆の黒を、立てないで寝かした状態でなすりつけて、しずくのような形を描いていきます。タイルの上の方に、グルグルぐるぐる。
形には「正解」があるわけではないし、後で筆で形を作っていくので、好きなようになすりつけます。雲のような形になったら、筆で水を足します。
水をつけると顔料が溶けて急に黒くなります。暗くしたいので、あまりたくさん水を足しすぎないように、、、
完璧な丸ではなく、のような形、、、なんとなく丸くまとまったら、下の方に筆を引っ張って「茎」のように描きます。これは上の丸い形の部分ほど濃くしなくても良いです。
ここまでできたら「完璧に」乾かします。しばらくお茶でも飲んで、休憩してください。
完璧に乾いたら、白の10番のペンで、「アンブル」と呼ばれる模様を描いて行きます。
ジェリーロールを使う際は、いつも不要な紙を用意してぐるぐる描いてみてインクがちゃんと出るようにしてから使ってくださいね。
白のペンで雫の中に「バンドを渡す」ように描きます。広めのバンドの方が良いです。
縁にオーラをして、次のバンドが「後ろにある」ように想像して描きます。
雫の淵に沿って同じことを繰り返します。動画を見る方が早いかな、、
茎の部分は今は無視して、ぐるっとアウトラインに沿ってバンドを渡したら、中の方が開きますので、そこにもバンドを渡して 編み上げるかのように、埋めて行きます。
下の方に伸びて行きそうなバンドを見つけて、あたかもこのバンドが他のバンドの下を通って出てきたかのように、茎のパーツにつなぎます。
一つ一つのバンドに「ドゥーダー」と呼ばれる模様を描きます。
単純ですが、集中しないと描きにくい模様です。
全てのバンドに同じ模様を描きます。
「完璧である必要はありません。タイルを回して、呼吸をして、描いてくださいね。」
とジュリーさん。
全てのバンドに模様が入って「アンブルドゥーダー」ができました。
ジュディーさんは、全てのバンドの下の方のオーラに沿ってレイアウトペンシルでのシェーディングと白茶子でのハイライトを入れ、さらにバンドの重なっている部分にもレイアウトペンシルを入れられました。
私のバンドは、それをするには少し狭いかも、、と思って、私は重なりの部分にレイアウトペンシルを。ドゥーダーの中心あたりに白チャコを入れました。
サインを入れて、裏に名前、#pp25 #pp25day1 のようにハッシュタグをつけてSNSに投稿してみてください。プロジェクトパックの時期は世界中のタングラーが同じテーマで描いてます。いろんな方からコメントや「いいね」がもらえて、交流が広がりますよ。
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