ディングバッツについて
ディングバッツdingbatsと聞いて「ああ、あれね!」 て分かる人、とりあえず私の周りにはいなかったのですが、印刷とか、デザインとか、そういうお仕事をされてる方にはピンとくるのでしょうか?
飾り文字、印刷物に使われる装飾、
外国の絵本などに、最初の文字だけ大きくきれいな囲み模様がついてたりする、あれ。
ノートの表紙や、便箋などの縁飾りとかの、あれ。
を、ゼンタングルで描くのがDingbatz です。最後がzになってますね。
ゼンタングルをフェイスブックで発表し始めると、色々なグループからお誘いが来ました。
その一つに、自分の描いたdingbatz を載せて、アイデアやデザインを共有したり、練習になる様に と作られたゼンタングルアーティスト、講師向けの非公開グループがあります。
これが面白くて、色々な人の色々なdingbatz のアイデアを見ることができます。
私も作品をアップすると、コメントが寄せられて、それを重ねて だんだん、dingbatzへの理解が深まり、 面白さにはまりつつあります。
写真の作品は、ムーカというタングルを自由に這わせてストリング(区分けする線)代わりに使っています。
、、すごいデジャブ感。
私は学費も生活費も自分で稼いで大学に行きました。
当時、バブルで世の中の景気が良かった事も幸いして、絨毯のデザインでお金をもらってました。そのデザインで、アール・ヌーヴォー調 というのを会社が気に入ってくれて、たーくさん描きました。
アルフォンス ミュシャAlphonse Muchaの作品は大いに参考にしました。
Muchaは、英語読みするとムーカです。YouTube の動画で、ゼンタングル創始者の一人、マリア トーマスさんが、ムーカというタングルについて、アール・ヌーヴォーのアーティスト、アルフォンス マリア ムーカから影響を受けてできた。とおっしゃってるのを見ました。
30年前、まさに このムーカの曲線を使って 絨毯の縁飾りのデザインをしてました。たくさん。こんな風に再び巡り合えて、感激。
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