pp19day06
pp19の6日目、リックさんが描いておられます。
今日は「シードタングル」種の様なものからスタートするタングルです。
場所は「どこを選んでも良いです。」ということです。「丸い種を並べます。」
ということで、上の方から下に向かってだんだん小さくなる丸を並べられました。
種をグリッド状に並べるので、これから描くものは「グリッドタングル」とも言えますね。
同じ決まりで、別の場所にも種を並べます。
種をSの形で繋いでいきます。丸をなぞる様にスタートして、なぞる様に書き終わると滑らかに繋ぐことができます。「テイクオフ アンド ランド」という技法です。
リックさんはさらに、Sで繋ぐ際、二つの点の途中まではCカーブを描いて、真ん中まできたら逆向きのCにする、というイメージで描かれるそうです。
同じ向きのが描けたら、紙を90度回して、別の向きもつなぎます。
すでに描いてあるものにぶつかったら、後ろにある様に想像して描きます。
これはケイデントというタングルです。日本では千鳥格子と言いますが、アメリカではハウンドトゥース(猟犬の歯)と呼ぶ模様がベースになっています。ハウンドトゥースは死角からスタートしますが、ケイデンとは丸からスタートすることで全く違う印象の模様になります。
ハウンド(hound) トゥース(tooth)
→ ケナイン(canine)デンタル(dental)→ケイデント(cadent) ということでケイデントという名前になった。ということです。
タングルは直に何かを連想させる名前をつけない様に工夫されています。その模様に特定のイメージを持たせないで、さまざまな変化を加えやすくするための配慮です。それで、いろんな方法でこれまでにない名前を考える必要があって、その由来がまた面白かったりします。
次はシードをCカーブで繋ぎます。このとき、描く線がぶつからない、交わらないように描きます。すると一本描くと、後の描き方は自ずと定まってきます。交互にCと逆向きのCが並びます。ハギンズというタングルです。これも90度回して別方向も描いて完成させます。
このタングルはマーサさんの義理のお母さんが「子供の頃にこんな模様を書いて遊んでたの」と紹介してくれたものをデコンストラクト(分解)してできたタングルです。それで、ハギンズさんの苗字から名前ができました。模様同士がハグして見えるのも、名前にピッタリ!ですね。マリアさんが嬉しそうにおっしゃってます。
飾りにテザードオーラ(最初と最後がくっついたオーラ)を入れて、ハギンズの場合は受話器の形の上の方にオーラして、丸を塗って(黒が入ることで印象が変わりますね。こんなふうに黒を入れると「ドラマタングル」と呼ぶこともできそうですね。)
私は半分はクレイジースタイルで描きました。間違えてリックさんの描かれたのより大きな面積を使ってますが、多分なんとかなるので大丈夫です。
明日も楽しみですね!
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