pp16day1 ゼンタングル®︎プロジェクトパック16・1日目

プロジェクトパック16の配信がスタートしました。

プロジェクトパックはゼンタングル本部からYouTubeで配信される動画パックです。

合わせてお道着が販売されます。これを買った人も買わなかった人も、同じように動画を見る事ができますし、描いたものをSNSやゼンタングルモザイクアプリで発表する事ができます。

お道具セットがあれば、開いてすぐに描き始められる手軽さがあります。時々、そのパックでしか手に入らない冊子状の用紙や新しいお道具が入っている事があります。何が入っているかは動画の配信まで内緒のお約束です。

今回は、艶出しの仕上げ材や接着に使うmod podgeモッドポッジが入ってました。何に使うんでしょう?お楽しみに!

まず、導入動画から。お道具の説明、これが2021年のクリスマス前の12日間 のお楽しみパックだという事、などが伝えられます。

モッドポッジはモリーさんが大好きな材料なのだそうです。今回は立体的に楽しむために、使いますよ という事です。

パックに入ってない、家庭にありそうな材料もいろいろ使うようです。クリップとか、、お米とか。

パックを買ってない人も、身近にあるもの、手元にある材料で楽しんでくださいね。という事です。



1日目の動画、新レティキュラとフラグメンツが紹介されます。

先日ZenAgainという講師向けのイベントがあり、そこで発表された新タングルですが、タングルというより、レティキュラなんですね。

レティキュラは網目という意味です。同じ(ような)形を繰り返して、その中にフラグメンツと呼ばれる小さな模様を描く手法です。

いつもはレティキュラに名前がないのですが、このレティキュラはPangeaパンジアという名前です。

こぼれた滴みたいな形、コーヒーをうっかりこぼした時みたいな、不定形のものを描いて、外側にオーラを描いて、途中から新しいパンジアを描きます。言葉で説明するより、見る方が早いですが、要点は オーラで途中まで描いて、そのさきは新しい形を作る、という事です。

トリポリというタングルがあります。あれと同じ感じ。

不定型な形なので、注意深く同じ幅になるようにオーラを描いて、残りの形を描いて、全体がなんとなく丸くまとまる感じに増殖させます。

この一つずつのレティキュラのなかに、Mrthマースというフラグメンツを描きます。

中程に笑顔ニコニコの形を描いて、そこから上、淵に向かって線を描きます。何本かオーラ。端はインクが溜まってるように三角に塗りつぶします。

ニコニコお口に蓋をして塗りつぶし、90度に髪を回します。そして下に線、オーラ、これも淵にインク溜まりを描きます。下がすんだら上に線。なのでこの部分は90度に線がぶつかってます。

それから、ニコニコのお口の端から、パンジアの端に向かって、線、インク溜まり、オーラ、を繰り返します。

「どんな出来上がりになるか、気にしないでオーラを描きます。」「これは全部同じにならないタングルです。予期できず、いつも違い感じになります。」と、リックさんとマリアさんが説明されてます。

「オーラに集中して、自分で次にどうしようかと考えなくて大丈夫。すでにある線を真似て線をひいたら良いです」「曲がってたら、オーラも曲がる、どうなるのか予測できない仕上がりになりますよ」と、すごく楽しそうに描かれます。

このタングルはオーラと隙間でできている、ので「ディーバダンスみたいな感じ」とリックさん。私はセナみたいだな、、と描いてて思いました。

外側に並ぶパンジアには、雌蕊のように、最初に描く線を自由に伸ばして描かれました。面白いです。

「これは本当に予測できないの。これ見て?!」と、マリアさんは本当に楽しそうに進められました。

このタングルの写真だけ見た時、お花みたいだな、と思って、真ん中のしべの出ている口の形から、周囲に向かって線が伸びてるタングル、、、と思っていたのですが、ポイントは「オーラ」「ギャップ」でした。やっぱりお二人の解説を聞いて、マリアさんの手元を見てみると、出来上がりを見ている時と全然理解が違いました。

「みんな違うのができます。モザイクアプリにアップしてくださいね、素晴らしいアーティストがたくさんいますから、他の人のアイデアを見て、こんなふうに描けるんだ とか、こんなアイデアがあるんだ とか、感心します」という事です。

全部にマースが描けたら、縁に銀のジェリーロールで丸を並べられました。


タンタイルなので、シェーディングとハイライトがとても映えます。

出来上がりはすごく綺麗です。マリアさんの手元に見惚れてしまいます。

マリアさんはパンジアと銀の丸の間の空間を白のチャコールで塗って仕上げられました。

サインを入れて、自分がこれをかけたことに感謝をして、、、


ここから!モッドポッジで黒のタイルを張り合わせ、、、穴を開けてタイルの両端を糸で結んで絞って、、、立体に。日本で言う「ひっつき虫」(絵を展示するときなどに、壁に貼り付ける練りゴム状のもの。壁も作品も傷つけずに接着できます)でコインを貼り合わせて、、、どうするんだろう?と思って見てたらバッタみたいに跳ねるおもちゃができました。

大喜びで遊ぶマリアさんの声を聞いて笑ってしまいました。

大真面目に、これを作る、こんなユーモアが楽しいです。





美鳥’s Midorish

猫アーティスト ゼンタングル®︎認定講師CZT 楽しく描いてハッピーに!

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