プロジェクトパック15・1日目


ゼンタングルプロジェクトパック15が配信スタートしました。


導入編ではこのプロジェクトが何にフォーカスして作られたか、が説明されています。

今回は、文字に焦点を当てた内容です。

言葉、文字がどんなふうにタングルをインスパイアしたかが語られています。

美しいマリアさんの作品がたくさん紹介されますね。とても古いもので、ゼンタングル誕生前にマリアさんが文字を扱うアーティストだったのがよくわかります。素晴らしい文字と模様の組み合わせ。

モリーさんが話しておられますが、子供の頃から母のマリアさんが作り出す文字の作品に囲まれて育ったそうです。

文字をストリングに使ったもの、文字の周りをフラックスで飾ったもの、線、丸、カーブ、などゼンタングルの元が詰まった、ルーツとも言える作品群です。

リックさんの言葉、ゼンタングルは模様を発明するのではなく、世の中にあるものを分解して作られています。大事なのは、文字を新しい視点で見て、模様の要素として考えること。

慣れ親しんだものは、空気みたいにほとんど見えない、意識しないものになっているけれど、マリアさんの作品を見ると文字がどんなふうに模様の要素として使われているかがわかります。

あなたが慣れ親しんだ言葉の中にある文字を、ゼンタングルの言葉Zentangle languageに翻訳しましょう。


紹介されたのは全てとても美しい作品でしたが「カリグラフィーの素養がないと描けない。」なんて思う必要はありません。

全く違うアプローチで楽しみますよ! という事です。ワクワクです。




1日目の動画、リックさんとマリアさんが解説。

ALPHABORDERSという紙に、お二人の他、マーサさん、モリーさん複数の人が色々な文字を模様の一部に使ってボーダーを描いていきます。

今回のパックは セピア、茶、オレンジ、ピンク、金と「ちょっと秋色の組み合わせ 」とモリーさんも言ってましたが、可愛い感じの色ペンセットです。

これを自由に使って、自由に。エレガンスオブリミットは「アルファベットを要素の一部として使う」です。

今回の動画、いつも以上に「こう描いてね、ではなくてこの動画をヒントにして、自由に描いてね。」という感じがしました。列の半分までしか描かないのもそのためで、あとは自由に描いてみてね。ていう事です。

いくつかヒントがあって、文字の形をいろんな方向に(ひっくり返したりして)使う。繰り返す。(これ大事。繰り返せば模様に見えます)オーラする、丸や線など小さな部品を足す。

重さ(塗りつぶし)ー軽さ、小さいー大きい、直線ー曲線、 白ー黒 と、対比をうまく使って組み合わせる。 こんな感じかな、、、


マリアさんが、「今日は何を描こうかな、、、思い付かないな、、っていうときに、文字を使うのは良いアイデア」と。私もストリングにはひらがなを使ったりします。

リックさんは「これはsteganographyみたいだね。」って嬉しそうです。ステガノグラフィーは、調べたら「データを他のデータに埋め込む技術」なんだそうです。

出来上がった模様を見ると、始まりがアルファベットだったって一見わからない。

面白いですね。


イマジネーションの練習、ということで次々と紹介されます。マリアさんが

「クリエイティブであるためには練習が必要で、やればやるだけ湧いてくる。」とおっしゃいました。「創造性は使えば使うほど溢れてくる。」と。確かに。


そういうわけで、私も一応動画のを真似して描きましたが、自分でも描いてみました。

カタカナでkanabordersも作ってみましたよ。


動画は9月4日まで1日おきに配信されます。ご一緒に楽しみましょう!


美鳥’s Midorish

猫アーティスト ゼンタングル®︎認定講師CZT 楽しく描いてハッピーに!

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