pp14の6日目
ゼンタングルプロジェクトパック14今日は6日目リックさんのガイドでした。
The essence of all beautiful art, all great art, is gratitude.とフリードリヒ ニーチェの言葉。ニーチェはドイツの哲学家ですね。芸術の真髄は感謝である。
リックさんは道具と、この機会に感謝してスタートされました。(いつもそうです)
人生はアートフォームと、ゼンタングルではよく言います。「ゼンタングルの秘密は感謝で始まることだけど、毎日の生活にも同じことが言えると思う。」とリックさん。
ゼンタングルの描き始めには「感謝の時間」を意識して毎回取ります。意識的に毎回。私はそうしています。その方がゼンタングルを描いて得られる恩恵ベネフィットが大きくなるように思います。
同じ描くなら、より気持ちよく、より心を整えていきたいと、いつも思っています。
さて、描くのはウェルというタングルです。グリッドと言いますが、マス目を描いて、その一つづつにwellを描いていきます。
これはレティキュラとフラグメンツというゼンタングルでの技法です。マス目がレティキュラ・網目と呼ばれるもので、中に描く模様がフラグメンツ・断片と呼ばれるものです。
ウェルを描いたら、一つづつに変化を足して、全体でtransition変化を感じられるデザインにされました。
描き方一つ一つは動画をおって真似して描いていけば出来上がります。プロセスを信じて、全体像がどうなるかを心配しないで1本づつの線を書くことに集中するのが基本です。
今回のリックさんのデザインは、同じウェルに少しづつ変化を加えて、最終的に重なりながら変化していくかのように見える という不思議なデザインです。
もうひとつ不思議なのが、ウェルから描き始めたのに、結果的にパラドックスを描いてるように見えること。ゼンタングルではこういうことがよく起こります。
リックさんは「それは発見、練習、探検です。」とおしゃいましたが、別のアプローチ、描き方で描いたのに、最後に同じようなものができる、、「結果が同じになるのよね。」とマリアさんも。とても面白いです。私は「別々のドアから同じ部屋に入っちゃう」とよく言います。
そんなことや「何かちょっとした変化を重ねることで別の様子を見せる」こと、今回の動画ではリックさんらしいトリッキーな仕掛けがたくさん見られましたね。
私は初っ端のグリッドで「間違えて」リックさんと同じにはならないので、自分なりの変化を足してさらに楽しみました。時間がかかりましたけど、やっている間は頭をよく使った気がします。
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