オーラは、すでに描かれたものを同じ形になるように、少し離れたところでなぞるような作業です。すでにある形の真似をして線を引くので、余計な心配をしないで書くことそのものに集中できます。

マリアさんの描かれた文字の周りを、０５のペンでオーラします。

（何度もエンベディッドレターを描いてきた私の経験では、この文字の周りの最初のオーラはちょっと、気持ち太めになるように描いてあげるほうが、出来上がりがたっぷりした感じになって良いように思います。）

このジャーナル（本）くらい大きな作品になってくると、大きく描く方が美しく楽に見えてきますね。一番単純な方法は、太いペンを使うことです。

０５のペンで、気分よく大ぶりに描きます。

普段スクエアタイルに描いてる時よりも、長い線を引くことになります。

一気に書こうとしないで、ゆっくり形をなぞるように引いていきます。途中で紙を（この場合、ジャーナルを）回す必要も出てくるかもしれません。

その時は、自分が描いたものを別の角度から眺める良い機会です。呼吸して、ちょっと休んで、続けます。

線を書き継ぐときは「take off & land 滑らかに離陸、着陸する書き方」を応用します。つまり、先に書いてある線をちょっとなぞって自然に書き足すことができます。

オーラできたら、小さなフェスキュをあちこちに生やします。ラウンディングも足して、ちょっとドラマを。

フェスキューには、反対向けの葉っぱを加えるとハート型になります。

逆さまのハート、クラブ、ダイヤなど、お好みの形に変形させるのも楽しいです。小さな楽しいものを埋め込みます。細かな部分になると０１を使いたくなるかもしれないですね。お好みでどうぞ。

さらにオーラ、気まぐれにいろんなものを追加していきます。ナイツブリッジ、パーク、、お好みでどうぞ。

マーサさんとモリーさんは参考になるように、動画ではR一文字だけを完成させています。

実際にAURA全部の文字をオーラして、フェスキュを追加して、またオーラして、、とやっていくと、画面が大きいので結構時間がかかります。

出来上がりに不安を持つ必要はありません。プロセスを楽しんで、いろんなものを気まぐれに追加して。こんなのどうかな？これが好きだから追加してみよう、、、そういう、画面と対話するような、描いている時間そのものを味わって進めてください。

モリーさんのシェーディング、かっこいいです。動画を参考にされても良いですし、ご自身のお好みでシェードを追加されるのも良いです。

気をつけることは「文字の周りに最初にしたオーラの中は鉛筆のシェーディングで汚さない」ことです。

周りにいろんなものを書き込んで「埋め込む」ように進めていくので、シェーディングも追加すると結構しっかり重くなってきます。

黒々と描かれた文字、その周りの白い余白（オーラ）これが、周囲の凝った飾りの中で浮き出て見えてくる方が、格好が良いです。

そういうわけで、文字の周りのオーラは白く残っている方が良いのです。

文字一つだけを飾るのもかっこいいけど、、、やっぱりAURAって書いてあると文字全体を飾りたくなってきますよね。

私も結構時間がかかりましたが、とっても楽しい時間を過ごしました。

基本のオーラに、色々追加して。みなさんの作品も、出来上がりは結構重さのある、豪華な感じになってると思います。

プロセスを楽しんで、同じ繰り返しをしていくと、いつの間にか全体がカッコよく出来上がっていく。本当に魔法のようですね！

ZenAgain