pp19最後

pp19、12日目が配信されました。モリーさん、リックさん、マリアさんのリードです。

今日はシェーディング、ハイライトですが、大きな作品ですので、とても時間がかかります。

過程を楽しんで、自分のペースで楽しんでくださいね。ということです。

pp19ではずっと「動画を見てからどんなふうに描くか決めてやったら良いですよ。」という提案がされてます。シェーディング、ハイライトも5人(リックさん、マリアさん、モリーさん、マーサさん、ジュリーさん)がそれぞれ自分の工夫で違う方法で描いておられます。なので、動画を楽しんでから「ああしようかな、こうしようかな」と考えてやって大丈夫ですよ。

5人はエレガンス オブ リミット(制限が自由を大きくするという考え方)を大切に、プロジェクトパックの中に入っている道具だけで描きました。そのことで新しい道具の使い方や、新しい発見がありました。同じ道具を使って同じ提案で、5人5様の出来上がりになることも見ていただいた通りです。でも皆さんは好きなお道具を使って大丈夫ですよ。


そして、シェーディングは、さっぴつを使ってからまた足すこともできるし、鉛筆を使い始めてからまたペンを使うこともできるし、白チャコと色鉛筆を重ねることもできるし、自由に進めて大丈夫です。あなたが描いてるのはあなたの作品です。


シェーディングが入ると全く違う表情になるので、写真を撮っておいてくださいね。後で見比べると良いです。


シェーディングとハイライトを入れていくと、手のひらで描いたところを擦って汚してしまうことがあります。予防のためには、手の下に紙を一枚挟むと良いです。


ということで、モリーさんの作品から。まずはポークルートに白チャコを足して、、本当に浮かび上がって見えてきますね。白チャコも、鉛筆もよく削って使ってくださいね。

ゼンタングルでは、鉛筆の影の色(シェーディング)を、立体的に見えるようにリアルな感じになるように使うこともあれば、模様の一部として「ここにこの色」みたいに決まりに準じて使っていくこともあります。

一つの画面に両方の影の付け方が混在しても大丈夫です。全体で見るとなんとなくまとまって見えてきます。


「時々立ち止まって、見てみると、次どうすれば良いか絵が教えてくれます。」とリックさん。どうすれば良いか迷ったら、ちょっとストップして、離れて見てみたりしてると、気になるところが出てきます。そこを手がかりに進めると良いです。

全部の結果がどうなるかを考えるのではなくて、繰り返していきながら「次どうするか」にフォーカスするとだんだんできてきますよ。ということです。


アリアさんは これまでになかったことですが、ポークルートをフルーツのように描くことにしました。というのは「黄疸みたいでしょ」なんて笑っておられましたが、黄土色をたくさん使って、画面の黄色味が多くなったので、ポークルートに赤を入れることにしたそうです。その際に「古い本で見た、果物を書くときに反射みたいに、縁の色を塗り残す方法」エッジにハイライトを入れる方法ですね。やってみたらカッコよかったから、その方法を取り入れる。とのことで、赤、鉛筆、ハイライトに白チャコ。この組み合わせで描かれました。すごく素敵です!私も取り入れました。赤い実が可愛い。もっとたくさんポークルートを入れればよかった!

これまで水なしで水彩色鉛筆を使ったり、シェーディングするタイミングでこの色鉛筆を使ったりしたことがなかったそうです。これは「パックの中身だけで描く」という「制限があったから」の発見。

今回マーサさんも水彩色鉛筆を使ったテクスチャーの書き方の提案をしてくださいましたね。あれにはもう一つ発見があって、あの技法の上に鉛筆と白チャコを使うと、色鉛筆はそれほど伸びないけれど、鉛筆と白チャコはよく伸びるので上にシェーディングとハイライトが効く。ということです。


今回、大きな紙を白のまま使う人は少なかった、ということで、色を塗ってスタートした人がほとんどだと思いますが、マリアさんによると

「まっさらの用紙に描くのは怖いような気がするけれど、色が乗っていることでそのプレッシャーがなくなった」とのこと。なるほど。私は単純に色があると楽しい!です。

色の入れ方で、同じ道具を使っても違い、個性が出るように思います。どれだけ水を使うか、濃い色が好きか、薄い色が好きか。


マリアさんはどんどんさっさとシェーディングとハイライトを入れていかれて、、、マイシーリアムとか、驚くほど、魔法のようにカッコよくなっちゃいます。

もう、見惚れてしまいます。うっとりです。


リックさんは、ポークルートなど手前にあるタングルにオーラして背景のタングルを描いておられました。これがシェーディングの時にすごくくっきりと前と後ろを分けるのに役立ちます。

それぞれの人がいろんな工夫を足しているのが今回の提案の面白いところ。リックさんはケイデントにテザードオーラ(最初と最後がくっついたオーラ)を足されました。全部に施してあるとまるで違う模様みたいに見えます。

大きく描くのは良い経験になりますね。と。太いペンを使うと自然にタングルも大ぶりになりますね。


本当に大きな作品なので、仕上げるのに時間がかかりますが、

過程を信じて、動画を見返して、少しづつでも描いて仕上げるように、モリーさんが励ましてくださってます。

出来上がりを見るのは本当に値打ちがあることだから、たとえ少ししか時間が取れなくても、少しづつでも描いてください。諦めないでね。って。

私も、これは焦って仕上げたら勿体無いな、と思って。何日かかけて丁寧に進めようと思います。

今日描いた部分だけ。





今日はまとめの動画も。5人の作品をあらためて紹介してくれています。

それぞれが本当に違って、それぞれに見所があって、それをリックさんとマリアさんが拾い上げて喜んで私たちにシェアしてくれます。すごく楽しい動画です。

最後に小さな可愛い作品も紹介されます。

ニュースレターに登場していたお人形のノミさんの作品です!可愛い。ニュースレターのお話も素敵だから、読んでみてくださいね。

美鳥’s Midorish

猫アーティスト ゼンタングル®︎認定講師CZT 楽しく描いてハッピーに!

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