pp15day8プロジェクトパック最終日

ゼンタングルプロジェクトパック15最終日になりました。マリアさんが描かれます。

スクエアタイルの角から、鉛筆をサイズの目安にして印をつけます。物差しで測らなくても良いですよ。と。きっちり測らなくても良いけど、ちょっと説明したいとき、ペンの幅、とかキャップの長さ、とか使います。

Aを描いて、逆さまからも書いて。中の横棒はVみたいに描かれました。これが逆さまからも並ぶと、チャーリーブラウンのシャツの模様みたい、、、な印象。「ちょっと部分を変えるだけですごく変わります。」

次に文字に大胆にインクを足していきます。sculptureは彫刻、掘っていくのとは逆だけどスカルプティングと呼んでおられます。

何度もペンを行き来させて、文字を太らせて、角に丸みを足して、、ラウンディングですね。強調したいところ、丸みをつけたいところ、にインクを足します。隣の文字とくっつけたり、同じにしないで良いので一つづつの文字を太らせます。

一つづつは同じではないけれど、全体を見ると美しい構造になっている。面白いですね。普段やっていることとは全く違う大胆な書き方です。鉄の作品みたいな雰囲気です。

PNのペン、日本ではファインという名前で販売されているペンは先がプラスチックでできているので強い圧をかけてもつぶれません。01のピグマは先を潰してしまうことがあるので、描画に使う筋肉のコントロールが未熟な子供さんなどには使いやすいペンです。インクがサラサラ出て書き心地の良いペンです。リックさんが、インクはピグマと同じだから良いとおっしゃってます。水生顔料マーカーのピグマインクは乾くと顔料が定着するので、色褪せ、水流れせず、耐久性に優れています。


次は茶ペンピグマ01でオーラ。オーラで隣のAと繋ぐことで統一感がさらにアップ。元々繋がった模様のように見えてきます。

オレンジの線で細かなお米型の模様を入れます。

シェーディングもいつもとちょっと違う方法で。中の空間に。ハートのオーナメントを追加して。かなり丁寧にさっ筆のぼかしを繰り返して柔らかな雰囲気を作られました。

外の文字の大胆な雰囲気と対照的に柔らかなシェード。作品に複雑さが加わってより美しくなりました。サイン、感謝。素敵です。

マリアさんが見せてくださった黒のゼンダラの作品もとてもかっこいいです!黒のタイルは今回のパックに入ってない、、とモリーさんに言われたそうで、でも描いてみたいですね。


まとめの動画も今日配信されました。

今回かなり苦労されたみたいで、一旦休憩して新しい視点でパックを眺めたらアイデアが出てきました、、というようなことが語られました。

毎回新しい提案をしてくれるプロジェクトパックをこんなに続けるのは大変な苦労だと思います。結果としてとても楽しい、新しい提案が色々あって、今回も良かったです。

何を描いたら良いかわからないような時、文字を手がかりにスタートできます。とマリアさん。どんな単語を使うかなんて、辞書をぱっと開いて決めたら良いのよ、と。

練習のような1日目、2日目の課題から始まって「文字を意味から離して形の要素として使う」感覚に慣れてから、丸く配して曼荼羅のようにしたり、隠された文字ロストインタングレーションのアイデアを示してくださったので、とても描きやすかったですね。イメージが広がりやすかったと思います。

そして、綺麗な封筒。letter 文字=お手紙を送ってくださいね。ということです。こんな美しい贈り物はきっと人を幸せにしますね。書くことで自分が幸せになって、贈ることで誰かをハッピーにできるって、素敵ですね。

世界中の40カ国以上にCZTがいます。みんな違う言葉を使いますが、タングルは私たちの共通の言葉です。とモリーさん。マリアさんが数字もそうね。電話番号、郵便番号、、、数字もタングルすると楽しいですね。

リックさんが、タングルは自然の中から形をとって作られてるから、自然を翻訳する共通語でもあるというようなことをおっしゃいました。いろんなものを超えて、美しいものを作るという立場でつながって、そしてただ習う、学ぶだけではなくて、自分がみんなと作っていける言葉だと。

そして、1日目2日目のアルファボーダーを見ながら、cztやタングルアーティストの皆さんが描かれたものを見て大変印象的でした。とマリアさん。ゼンタングルが成長し続けるという真実に励まされました。と。

リックさんがモザイクアプリに出ていた作品が、真っ直ぐな罫線ではなくて、カーブした太さが変わる線に書かれていたり、鏡写になっていたりサイズが違っていたり、さまざまなバリエーションで描かれているのを見ましたと話されました。

自分たちは種まきをして、その種がどんな風に育つのか予測できない。何かがゼンタングルのコミュニティの中で成長していくのを眺める、それが私たちにとってとても嬉しいことです。とのことです。

ひらがなやカタカナで描くのも楽しかったです。day8の作品は あ を並べました。平仮名はクルンクルンしていて可愛いです。


美鳥’s Midorish

猫アーティスト ゼンタングル®︎認定講師CZT 楽しく描いてハッピーに!

0コメント

  • 1000 / 1000