tanglepatterns.com にHirari掲載
Linda Farmerさんが運営されるサイトTanglePatterns.comに私のタングル、Hirariが掲載されました。リンダさんはもしかしたら、私が広島生まれなので8月6日に合わせて紹介してくれたのでしょうか。なんだか胸が熱いです。(後記 私のお礼メールへのリンダさんからのお返事によると、全くの偶然なのだそうです。)
ゼンタングルを始められたばかりの方に、タングルとTangle Patterns.comについて書きますね。
タングル というのは、ゼンタングルを描くときに使う一つ一つの模様のことです。
ゼンタングル本部から発表されるものを「公式タングル」と呼んでいます。
世界中で毎日色んな人が「新しい私のタングル」を考えつきます。なのでタングルというのは無数にあります。
タングルは、ただの模様ではなくて「誰もが描きやすい単純な描き順に分解されていること」とか「何か特定のものを表すのではなくて、何にでも見えるような抽象的なものであること」とか、いくつかのポイントがあります。
Tangle Patterns.com は、Linda Farmerさんが運営されているサイトです。ここではリンダさんが自分の基準で、皆さんにお披露目したいタングルを選定してアルファベットで検索できるようにされています。
ですので、自分では「素晴らしいタングル」と思っても、リンダさんの選定で「他のタングルの変形」とみなされたり、「書き順が複雑すぎる」とみなされたりすると、ここには掲載されません。ここに掲載されるのは一定の評価、リンダさんのお墨付きで タングルと認められたもの、って感じでしょうか。
私はここに載せてもらうのは今回が初めてです。
内容が英語なので、ざっと日本語に直してお伝えしますね。
まず、私の自己紹介。
『私は1962年に広島で生まれました。京都市立芸術大学を卒業後ずっと絵を描いてきました。
私の絵のテーマは猫です。2011年に関東を襲った大きな地震の後、私の猫の絵はスタートしました。人に笑顔を届けるのが絵描きの使命、そして猫でならそれができると考えたからです。
私の小さな本 Mistigri au Japon がフランスのION出版から出版されました。また、Elizabeth Daley氏編集の画集 Cat`s Rock には私の作品が収録されています。
2015年に私は肺癌ステージ3Bと診断されました。絵を描いていると落ち着いた気持ちで入院生活を過ごすことができました。描くことには、素晴らしい癒しの力があると感じました。
2017年に癌の転移が新たに見つかった後、2018年にCZT資格を取りました。
幸いなことにまだ生きていて、ゼンタングルを教えることができています。
ゼンタングルは私に生きる力を与えてくれました。
私は日本語でプライマーvol1について学ぶクラスをしています。たくさんに生徒さんがこのクラスで学んだ後、資格を取られました。これはとても嬉しく、生きる意味があると私に感じさせてくれます。
ゼンタングルのこの世界的なコミュニティの中にいられることは大きな喜びです。皆さんのために何かできたら幸いです。』
次にヒラリについて
『ヒラリという名前はオノマトペから来ています。日本人はよくオノマトペを使います。
ヒラリというのは、翻っている様子を表しています。
この季節にはたくさんの花が風に翻っている様子が見られるので、ヒラリをご紹介するのにぴったりだと思います。私は花びらが風に翻る様子を表現したかったのです。(注:実は私がリンダさんにメールを送ったのは春先だったのですが、紹介されるのが夏になったのです)
私は2018年にプロヴィデンスで資格を撮った後たくさんのクラスを開いていますが、その中で多くの女性がタングルで花のイメージを描くのが大好きだということに気が付きました。
ゼンタングルは具象アートではありませんが、タングルで描いた花にもっと生き生きとした表情を与えることができたら良いな、と考えました。
花びらに注目すると、風で翻る様子に目が留まりました。
最初はwell や fengle で描いた花にリックさんのfluxを足してみました。なかなか良いです!
次に、翻る花びらの形をしたタングルがあれば良いな、と思いました。
ついに、ヒラリができました。とても単純で、色々なアレンジをすることができます。皆さんが好きになってくれると良いな、と思います。』
リンダさんは、コメントを送ってくださると、アーティストの励みになります。と書き添えて下さっていて、たった今私のメールボックスにはリンダさんがまとめてくださったたくさんのコメントが送られてきました。とてもとても嬉しいです!
ヒラリの録画クラスはこちらです。動画は1ヶ月程度視聴できます。
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